「 徳は孤ならず。必ず鄰(となり)有り 」 報いを求めず、陰徳を積んでいる者は、決して…
「美」について 陰陽での 愛と美 より
今年の1月に行った講演で陰陽思想の話をお聞きした。
陰と陽は対で 良い・悪いはない。前と後、右と左など
右という概念が生じた瞬間 左は存在している。そういう感じで どちらも対等なのだそうだ。
対談されてた方が 私の好きな陰陽を紹介したいと言われ「愛の対は?」と質問されていた。
愛の対は「美」だそうで、人は愛されて美しくなる というのがステキと話されていた。
なるほどと思いながら聞いていると 先日聞いたお話と今のお話が結びついた。
「生くる」「友よ」などの著者で講演もよくされている執行草舟氏の講義では
仁=愛 で家庭を表す 義は仕事を表し 社会の理不尽に相対する。
そして家庭は仕事を効果的に行うための 癒しの場所であると言われていた。
仁と義、愛と美は対の関係で、仁=愛なら 義=美 ということになる。
義とは、
・条理。正しい道。道理にかなったこと。人道に従うこと。
・利害をすてて条理に従う。公共のために尽くす気持。 「ネットにでていた辞典より引用」
同じイシキカイカク大学で講義された田口氏は
母性は仁、父性は義で 共に幼児教育には大切なものだと説かれていた。
そして「義」とは「美」である。
「義」という漢字を分解すると 「美しい我」 になる。 と説明された。
「義」という言葉を表すのに これほど見事な表現は無いと思う。
そして「美」という概念が 改めて深く尊いものに思えた。
日本人の従来の仕事観は、仕事に 美 を追求することなのだと思う。
だから日本では たとえば商道 のように「・・道」 とつけるのだろう。
馬渕睦夫氏が講演などで
「世界情勢を把握したうえで 私たち一人一人は何ができるのでしょうか?」という問いに
「それぞれの仕事を極めてください」と答えられているのに、私はとても感銘をうけたのだが、
仕事を極めることが己の美を深めることにつながり、世の中の理が見えてくる 、
そして多くの人がそのようになると 有事の際に、国民が惑わされず的確な判断ができる、
そのようなことを願われているのかと思った。
元々 仕事や人生で美を理解したいという 欲求はあったが、
これからは美を理解し 仕事を通して美を極めていけるように努めたいと思う。
代表 金谷光憲
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