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致良知のお話から師弟関係・判断力について考える

 カテゴリー:金谷の考え&日常
先日 とある合宿で 陽明学 致良知の話をお聴きした。

私が聞くのは数回目で ざっくり説明すると

人は皆 元々善で、心の中に良知(先天的に人の心にそなわった良心・理性知)がある。
自分のしたい願望・活動を自身の良知にきき、腑に落ちてれば、周りの人たちの幸せに
つながれば、それは良知から出た思いなのでOK。
なにか心が引っかかるなどあれば 自分の良知がストップをかけてるかもしれない。
 
そうだなと思って聞いていたが、ある場面で違和感を覚えた。

(A先生と弟子のBさんのトークショー形式)
A「納得して動くというのは良知が働いているから。
うちのBは私が言っても納得しないと動いてくれないんですよ。」
B「納得しないと動きません。笑」
A「弟子のCさんはなんでもハイと言って従うので注意してくださいよ。笑」

皆に伝わりやすいように 内容を簡素化し、そのように演じていたのだろうが、
私の思う師弟関係は「師の言うことには即従う」なので、
違和感が残り 帰宅後 頭がグルグル動き出した。


 

自分自身が考える「良いこと」は本当に正しいのか?

 
自分の心に手を当ててこの行為をすれば「周りの人が喜ぶ・幸せになる」だと良知から
この行為は出ているのでOK。必ず実現する。

たしかにそうなのだろうが、それでは 新興宗教や強引な勧誘のセミナー会社の信者の行動が
OKになってしまう。
 

江戸期以前の薩摩藩では「議を言うな(上司の言うことに逆らうな)」と言う言葉がある。
いざ戦いという生死を左右する状態で「納得してないので・・」など言ってると
致命的だからだろうが、日常からそう躾けられていたそうだ。
 

己(己の良知)が未熟な場合 その判断は最善か、あるいは適切だろうか?
 

だから視座が高く視野が広い、そして徳があるとされている上司・師匠の良知の方が
感度が良いので、それにまず従う(守破離的な)という制度があるのだろう。

また宗教の役割の1つは それぞれの価値判断をその教えにゆだねるところにあるように
思われる。

ただそう従っているだけだと 自分で本質を考えない・飼いならされた人間になりがちなので
自分で己の軸を持ち、自分の人生を生きる 心構えが必要。
その軸の持ち方などを師や上司から学んで、いずれ自立していくのが賢明なのかなと。
 

江戸以前の日本では上司(殿様など)が過ちが過ぎると諫められ、
あまりに横暴がひどい場合「押し込め」られたそうだ。

上下関係はあれども お互いが自分の意見を述べあいベストな状況を創り出す、
どうしても意見がまとまらない場合は上司の意見を実施する(責任は上司が持つものだから)
その決定がどうしても耐えられないなら そこから去る。

そのような適度な緊張感のある関係、相互支援的な関係が 私は良いと思うし
そのような会社組織を皆でつくりたいと考えている。
 

そのために 上司・経営者は、たえず己を内省し直面し、様々な角度から物事を見て
最善の判断がくだせるよう努める・自身が責任をとる ことが求められる。
そして部下が納得して活動できるようなコミニケーションと、
ネガティブなことでも言える環境を整えることが大事だと、改めて考えさせられた。

 
 

尊敬する執行さんの本「生くる」の「非力を見つめれば判断力は出づる / 判断力について」
という章を思い出し再読した。
最後の部分を抜粋する。

「ここで判断力の養成に不安を持つ人たちのために伝統的なその方法論を提示したい。
それはまず信じることから始まる。人を信じるのだ。自分の周りに肚のある人物を探し、
その人物を信じる。
昔の村社会では 村にいる知恵者に何もかも相談してその通りにやった。
だから何の学問もなくても誰もがつつがなく人生を全うできた。
そしてその人物の人格にふれて 判断力を徐々に身につけていった。

ただし どこまでも信じなければならない。
自分に都合の悪い結果がでても信じなければならない。

信じ続けることによって、確実に判断力は増していく。ただし それが最後まで続けば、
の話だ。

判断力の極点は、自分が信じた人や物事を信じ切る、その心にある。」

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代表 金谷光憲

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