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日本のソファメーカー、心石工芸の工場。ソファー作りへのこだわり

心石工芸の工場見学に行って参りました

先日、店舗でも人気の高いソファメーカーの心石工芸の工場見学に行って参りました。

心石工芸 工場見学01

大阪から車で3時間ほどの広島県福山市木工団地の一画。
上質な素材を使い、耐久性が高く、永く使えるソファをとの想いで、職人さんが心をこめてひとつひとつ作っている様子を見学させていただきました。

ソファー制作過程:本体部分~完成後には見えない構造部のこだわり~


ソファの構造となる木部の多くは、ドイツ産のバーチ材を使っています。
均等で緻密な木肌を持ち、反りなどの狂いが少ない材で、このバーチ材を基本に、座る人の全体重を支えるソファを組み立てていきます。


細かく別れた各パーツ。
仕上がりの見た目に反して、荷重を支えるパーツやそれを分散させるパーツ等、中身もきっちりと考えられているのがわかります


組み立てられた本体。
通常は見えない部分だけにスタッフ一同、興味津津の様子です。

続いて、組みあがった本体にバネやウレタンフォームを付けていく下張り作業。
組みあがった本体に、座り心地にあわせてウレタンやスプリング等を組み合わせていきます。
座り心地と耐久性を考え、密度の異なるウレタンを何枚も重ねているのだとか。

ソファー制作過程:張地~1点1点丁寧に縫製されてます。~

張地はファブリックと革を切り出して加工していきます。

革は加工前に1か所1か所丁寧に検品していき、キズの箇所を避けてカットしていきます。


ファブリックを切り出す機械。布毎の微妙な収縮率を考慮しながら機械を操作していきます。

裁断された素材は縫製の工程へ。
糸やミシンのパーツを生地ごとに変えて、細かい指示書を確認しながら作業は進みます。

組みあがったソファーとカバーを合せる 仕上げの工程へ。

今まで別々に作られていた本体に張地と付ける仕上げの工程です。

綺麗な仕上がりになるように、革をピンと伸ばしながらはっていく力のいる作業です。
革は場所によって伸びやすさが異なるため、調整しながら貼っていきます。

こちらは取り外せるカバーリングタイプのカバーを貼る準備中です。
角が綺麗にでるように背と座の境を整えています。

最後の工程の上張りが終わると検品を経て、日本各地に出荷されます。

各工程ごとの職人さんたちの技が終結され、1点1点丁寧につくられていくソファ。
いかがでしたでしょうか?

工場の近くには心石ソファーのショールームを併設されてます。

工場の近くにはショールームを併設されているので、実際のソファの座り心地を確認いただけます。
今回はショールームは革のメンテナンス方法と、マルセイユ石鹸での洗浄方法も教えていただきました。

経年変化を愉しめる革のソファ

マルセイユ石鹸で汚れを浮かせています。

今回見学したソファメーカーさんは、色々な革のソファの中には経年変化が楽しみな革もあります。
使い込むほどに馴染む革と掛け心地を愉しめるソファです。

マルキン家具にも多くの展示がございますので、実際の座り心地をご確認くださいませ。

▲心石ソファ 紹介ページへ

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