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【リノベーション事例・大阪】フルオーダーキッチン

「家具から考えるリノベーション」 フルオーダーキッチン 

大阪マルキン家具がてがけたリノベーションで、店主自宅のフルオーダーキッチン(素材・デザイン・サイズ・全メーカーのビルトイン家電・収納など全て自由)とキッチンの形、ダイニングのレイアウトについてお話します。(大阪市内)

◆キッチンの形について

当初のシステムキッチンは下の写真のような変形コの字型でした。
使い勝手と動線を考えた結果 冷蔵庫の位置はそのままにし、 L字型 + アイランドに変更しました。

まず既存のシステムキッチンを参考にしようと、Tキッチン社やグランフロントへ見学に行きました。
相談したところ、ガゲナウ社など他社メーカーの電化製品を取り付けれなかったり、全てを収納などに使えず余分な空間ができてしまうなど、いろいろ制限があることがわかりました。
そしてデザインを気に入ったモノはかなり高額になってしまいました。

そこで当初 検討していた取引先の家具工房に製作を依頼。
使い勝手とデザイン、収納力を考慮し、自由にやりたいように計画しました。

◆キッチン Before

大阪市キッチン実例before
2年ほど前からリノベーションする予定だったので キッチン扉の割れもそのまま放置しています。
約20年前の新築時、設計士と相談してできたそうですが、2つの角がデットスペースになり使えなかったのと、コの字の間の距離が長すぎるのが使いにくかったそうです。
食洗機が 10数年前に壊れたのですが、このシリーズが廃盤になり 交換できなかったのも残念でした。

 

・スケルトン状態
システムキッチン、床・壁・天井 全て取り外しました。
床下収納や天井の段差も埋め、床にはこの後 遠赤外線の床暖房を設置しました。

 

・フルオーダーキッチンを設置

自由設計なので L字型キッチン と アイランドで 前面の色・デザイン そして天板を変えました。
天板の素材はそれぞれ ステンレスと人工大理石。

ガスコンロや 水栓の位置はそのままで、余計なコストがかからないようにしています。
また作業がしにくいコーナーに家電製品をおくため、コーナーにコンセントを増設しました。

キッチンの壁面はキッチンパネルが掃除など楽だと勧められましたが、デザイン重視でタイルを選びました。
いい感じに仕上がりました。コンセントもこだわっています。

 

結果 満足のいく 仕上がりに。

L字型キッチンの天板は1枚モノのフルオーダーのステンレス製。
シンクの大きさ・形状も自由に選べるので、水切り棚を複数設置し大きめのシンクにしてもらいました。
搬入には苦労されてましたが、継ぎ目がなく とても美しいです。

以前より広くなったシンク サンエイの水栓と飲み水用水栓を併設。
複数の棚が設置され使い勝手がよくなりました。

・追加のオーダーキッチンボードを設置
使いやすさを考え、L字型の延長線上に フルオーダーのキッチンボードを設置しました。

 

ドイツ製の高級家具金物を使用

ボードのサイズ・色・内側の引出し・扉の形状など、全て自由に選べます。
使用する家電や収納するもの・収納の仕方を考えながら、イメージをふくらませ、形にします。

 

◆キッチン After

横幅、高さもピッタリのオリジナルキッチンボード
奥行はシステムキッチンにあわせ、通常のボードより深めにしました。 かなりの収納力です。

◆フルオーダーキッチン製作にあたり 注意した点
・通常クッキングヒーター下に来ることが多いビルトインオーブンをキッチンボードの使いやすい高さに設置し、コンロ下を引出しにした。
・システムキッチン上棚の下にライトをつけた。
調理するときに手元が明るくなります。センサーをつけてるので スイッチにふれなくても照明のON・OFFが可能です。
・調理のしやすさを考え、ビルトインダストボックス、食洗器、細かい収納の位置を決めることができた。
・コーナーのデッドスペースにも引き出せる収納を取り付け 無駄なく収納できるようにした。
・見せたくない家電製品(電子レンジ・炊飯器)をキッチンボード左側の扉内に全て収納して見えないようにした。
あらかじめ、使用する家電製品を想定し、それの使いやすい高さを考え設置スペースを作りました。
なので炊飯器も電子レンジも ストレスなく使用しています。
・ドイツ製GAGGENAU(ガゲナウ)の食洗機、スチームオーブン、IHクッキングヒーターなどを好きな場所に組入れた。
・アイランドキッチンにも水栓があると意外に使えて便利。
・アイランドキッチンの側面にコンセントを設置することで 電化製品がとても使いやすくなった

キッチンボードの中央に設置したスチームオ-ブン。
クッキングヒーターの下部にあると 腰をかがめて使用することになり負担になるので位置を変更しました。

センサーで肉の内部の温度を測って焼きあげます。

GAGGENAU 左から バーベキューグリル、IHクッキングヒーター2口、ハイカロリーバーナー
並べ方も 使う人の希望どおりに。
この機器は料理のプロも使う本格仕様だそうです。毎日使うモノは 良いモノがいいですね。

こちらのフルオーダーシステムキッチンは ?一流の家電製品や家具部品を組み入れることにより 高品質なキッチンを、お客様のご要望どおり自由に設計ができます。
これらはショールームの維持費や広告費、デザイナーフィー、ブランド料も かからないので 有名ブランドのキッチンに比べ
るとリーズナブルな価格で造ることができます。

◆ダイニングのレイアウト


キッチンの延長線上にキッチンボードを設置した後のスペースが正方形に近いサイズだったこともあり、ダイニングテーブルは使い勝手のいい円形を、直径は可能な限り大きくして選びました。

キッチンボードやカウンターからお皿などの器がすぐテーブルに並べられて ストレスがありません。
毎日使うものだから 収納の場所や動線は大切ですね。

家具の配置や動線、デザインなど 空間を 暮らし方から考えるには 家具・キッチンから考えるのが効果的です。

通常の家具屋や工務店ではできない リノベーションやオーダーキッチンのご提案をいたします。

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代表 金谷光憲

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