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テーブルについてしまった傷の補修方法【へこみ編】【大事に使うために】

食事や家族の団らん等で毎日使用するダイニングテーブルは、使用頻度が高いゆえに傷がついてしまうリスクが高まります。
そんな時にもお客様ご自身で補修を行うことのできる無垢材かつオイル塗装の製品であれば、へこみなんかも比較的簡単に修復させることができるのでおすすめです。

今回は実際にテーブルの天板部分についてしまった傷の補修方法、特にへこみの修復についてご説明いたします。

必要な物品もご自宅で揃えられるものが多いので、テーブルのへこみ傷にお悩みの方は今回ご紹介する補修方法をぜひご活用ください。

【注意】
今回ご紹介する補修方法は無垢材のオイル塗装製品など、お客様ご自身で仕上げができる仕様のものでお試しください。
ウレタン塗装やラッカー塗装の製品では塗膜を傷つけてしまう恐れがありますので、そうなった場合はお客様ご自身では再塗装が困難なため、塗装仕上げの製品を補修される場合はくれぐれも注意して行ってください。
また、無垢材でも引出の内側等の場合、水分により板の反りや割れが発生する恐れがありますので、その部分には行わないようにしてください。

それでは作業を行っていきます。
今回補修を行うものは、5cm程度のへこみ傷が2か所ついたテーブル天板になります。

テーブルのへこみ傷

作業に必要なもの

・アイロン
・アイロン作業時の当て布
・霧吹き
・メンテナンスオイルおよびウエス

ウエスやアイロン用の当て布は使用しなくなったTシャツの端切れや不要な布等で代用可能です。

補修の手順

まずは、補修の手順についてご説明いたします。

  • 1. アイロンでへこんでいる部分を膨らます
  • 2. オイルを塗布する

以上のような流れとなります。
比較的シンプルな流れで、どなたでも簡単に補修ができます。

アイロンでへこんでいる部分を膨らます作業

はじめにアイロンを使用して、へこんでいる部分(押しつぶされてしまった繊維)を蒸気で膨らませます。

蒸気を用いるため、へこみ傷の部分に霧吹きでまんべんなく水を吹き付けます。


次に、当て布を覆いかぶせて、当て布が軽く湿る程度にこちらにも霧吹きで水を吹き付けます。

その上から、「高」に設定したアイロンを20~30秒ほど軽く抑えるように当てます
※この時に高温の蒸気が発生しますので、やけどにお気を付けください。

1回でへこみが戻らないようであれば、複数回この作業を行います。
今回の場合は、2~3回繰り返すとへこみ傷がほとんどわからない程度まで膨らみました。

また、この蒸気にさらす工程によって、木の表面が毛羽立ってくる場合があります。
今回の作業時にもやや毛羽立ったため、しっかりと乾燥させてから軽く研磨して表面を整えました。

オイルを塗布する作業

ウエスにオイルをとり天板に塗布します。
側面も含めて天板全体にオイルを塗布後、10分程度放置します。


オイル塗布時には木目を気にせずに、塗りムラがないように全体に染み渡るように塗布してください。
10ccで約1メートル四方の塗布量が目安です。

その後、ウエスで余分なオイルを拭きとるために軽く乾拭きをします。
数時間~半日程度はテーブルに何も乗せないようにして乾燥させて、最後に仕上げの乾拭きをします。

※リボスオイルは、オイルを塗布する際に使用したウエスは酸化熱により自然発火の恐れがあります。
オイルが染み込んだウエスや紙を捨てる場合は,水を含ませてから破棄してください。

以上が補修の手順となります。

補修箇所のBefore/After

補修前後の様子です。
このように、ほとんどへこみがあったことがわからないような状態にまで戻すことができます。

このように無垢材かつオイル仕上げのテーブルは、少しのへこみであれば簡単に補修することができます。
作業時間についても準備から片付けまで含めて1時間半程度で作業完了できるかと思いますので、ぜひご参考にしていただければと思います。

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