会社沿革・マルキン家具の歩み
1930年創業
金谷米造(現社長祖父)23才が大阪府堺市にて、建具屋を開業。
(4人兄弟の長男・父が早くに他界したこともあり 幼少期から丁稚奉公に)
弟2人を含む職人たちを雇い 欄間(らんま)などを製造。
手先が器用で、近所の人に頼まれて家具を作って販売を始める。
オーダーメイドで商品の質がよく評判になり、要望を聞いて作った家具を店先にならべて販売したところ人気店に。
建具屋は下請けで自由がなく やりがいが少なかったところに、家具の販売が順調に伸びたため、建具屋をやめて家具販売業にきりかえる。
1940~1945年
戦争中、松原市や大阪市平野区に疎開しながら家具販売を続ける。
1945年
大阪市浪速区の堺筋通り沿い(現在地)に土地を購入し店舗を移転する。
次男は天王寺区寺田町に、三男は堺の店を譲り受け、それぞれ独立。
(三男夫婦は独立するまで 長男の米造社長家族と一緒に暮らしていたそうです)
1950年代
初代社長米造の従弟ら親戚がマルキン家具にて働くようになる。
修行後 それぞれが同じ屋号の「マルキン家具」で独立したため、平野区や松原市など大阪南部にマルキン家具が10店舗以上誕生する。
※当時はリヤカーで家具を運んでいました。
※当時の社員さんは住み込みで働いており、米造の妻(現社長の祖母)が食事を提供していました。
1964年
当時 少なくとも近隣では ほとんどなかった鉄筋三階建ての店舗を新築。
(当時 堺筋通りには路面電車が走っていました)
新社屋竣工をお祝いして神社で祭礼をし、社長 金谷米造 が 猿田彦のお面をつけ馬にのって 神社から新社屋までの行列を先導しました。
※猿田彦の神:ものごとの最初に御出現になり万事最も良い方へ“おみちびき”になる大神で天孫降臨を先導する役割をはたした神様
店舗3階にて新社屋完成の祝賀会を開催。
夏の閑散期は 店内で Tシャツにステテコの格好で将棋を指すなど のどかでおおらかな社風(時代)だったそうです。
また集団就職で鳥取から入社した若い社員さんに女性を紹介し 仲人をつとめるなど 家族的な経営をしていました。
1970年代
2代目社長 金谷健二が就任。
日本橋界隈が電気屋街(でんでんタウン)として発展、電化製品を求め遠方からもお客様が街に訪れました。
そのため 当店も様々なところからお客様が来られ、他府県まで自社で家具を配送していました。
そのため 普通の地域密着型のショップと違い、他店であまり展示されていない当時としてはモダンな家具・インテリアを中心に品ぞろえをしていました。
近隣に倉庫を3ヵ所 購入。
この頃は ほぼ毎日 メーカーや問屋の営業マン達が朝一番に当店に集まって コーヒーと煙草を嗜み 雑談してから 仕事にでかけていました。
1994年
7階建の新社屋が完成(2か月後に阪神淡路大震災がおこり1部損傷)
1995年 売上が過去最高に
1996年
3代目 金谷光憲 入社 当時はベテラン男性社員3人と親子3人 でした。
でんでんタウンにソフマップやスタンバイなどのパソコンショップが増え、TVラックやCDラック、パソコンデスクが良く売れました。
この年以降 バブル崩壊後の不景気に加え、新社屋の借入金や固定資産税の上昇が重なり 経営が低迷。
2002年
ネット販売開始
2004年
通販サイト楽天市場に出店。
2008年
2代目社長 金谷健二 癌で急死 金谷光憲が3代目社長に
初の女性スタッフ 入社
2011年
「日本の良いメーカーさんのデザイン・使い心地・品質のよい家具を紹介したい。単にモノを売るだけではなく、家具販売を通じて お客様にとって心地よい環境づくりのお役に立ちたい」と思い、ショールーム 1、2階をリニューアル。
日本の伝統的な美・文化を学びながら伝えていきたいとの思いから、畳コーナーや京唐紙をあしらった什器、屏風を新しく設けました。
改装前
改装後
2012年
日本ではまだ知られていなかった高級アウトドア家具やリゾート家具、煙の出ない暖炉(関西では最も導入が早く カッシーナより先でした)を展示販売。
海外生地・カーテン売場を新設しました。
女性スタッフが増え 社員さんの男女の人数が同じになりました。
2013年
新床材・チルウィッチを導入し、ショールーム3階をリニューアル。
1F売場
2F売場
3F売場
こけだま作り、豆皿1000セレクト展、正しいイスの選び方 等 セミナーやイベントの開催を不定期に始めました。
豆皿1000セレクト展の様子
2014年
売上が低迷した2009年の2倍強と過去最高に。
人間国宝の能楽師 大槻文藏氏の芸養子である大槻裕一氏が中心となって初開催した大阪城薪能 に協力。
幕の制作や薪能の組立式舞台を保管場所を数年間 提供、管理していました。
大阪城薪能の様子
切り絵作家SouMaさんとコラボし彼女の作品展をマルキン家具ショールーム3Fで開催。
人気TV番組「LIFE~夢のカタチ~」で取り上げられ、店主金谷もインタビューを受け いっしょに出演しました。
放映された当日の土曜、日曜は連日200人以上の人が来店するほどの大盛況に。
切り絵作家 SouMa 作品展の様子
2016年
ショールーム4階をリニューアルし、寝室コーナー(ベッドとラグマットを中心に家具を配置)を新しく設置。
1~3F売場
4F売場
TV番組「やすとものどこいこ?!」出演の様子
奈良の芸妓 菊乃さんを招いての新年会開催の様子
奈良の芸妓 菊乃さんを招いてマルキン家具新年会を開催 詳しくはこちら
奈良県十津川村とコラボイベント開催の様子
「TOTSUKAWA LIVING」を監修された海外で高評価の家具デザイナー岩倉榮利氏が大阪マルキン家具に来店されました。
Machi Decor まちデコール 国産杉のクラフト体験イベントの様子
十津川村の杉で「スギボックス」を作ろう体験イベント 詳しくはこちら
2016 インテリア&エコロジー展の様子
大阪マルキン家具がメインブースを担当しました。
田村駒エンジニアリングのインテリア&エコロジー展 詳しくはこちら
タイ家具・雑貨フェア in 淀屋橋 2016の様子
タイ家具・雑貨フェア ~ VOICE FROM THAILAND ~ in 淀屋橋 2016 詳しくはこちら
2017年
「家具から始める家づくり」の考えに基づき 店主金谷の自宅LDKをリノベーション。
店主金谷の自宅LDKをリノベーションの様子
遠赤外線床暖房やアウトドア対応床材、オリジナルのシステムキッチン等 導入。
タイ雑貨フェア ~ VOICE FROM THAILAND ~、レセプションパーティーの様子
タイ 家具・雑貨フェア レセプションパーティー 詳しくはこちら
阪急百貨店(阪急うめだ本店) アジアフェア2017に出展の様子
大阪マルキン家具は阪急百貨店(阪急うめだ本店)のアジアフェア2017に出展しました。
画家Shuichi Mizuta アーティストトークショーの様子
画家Shuichi Mizutaトークショー 詳しくはこちら
響木 – Hibiki -「暖炉を囲み音楽とお酒を愛でる会」の様子
響木 – Hibiki-「暖炉を囲み音楽とお酒を愛でる会」 詳しくはこちら
ランチ会の様子
2018年
家具輸入を本格化。
海外オリジナル商品をセレクトし 「SENSO d VITA」として、卸販売を開始。
大阪マルキン家具ショールーム内でタイ国商務省(DITP)主催のポップアップセールを開催。
タイフェア(ポップアップセール)の様子
タイ国商務省(DITP)主催のポップアップセール 詳しくはこちら
家具のレンタルサービスを開始。
レンタルの詳細はこちら
アップライトチェア「この椅子が一番!」トークイベントの様子
アップライトチェア「この椅子が一番!」トークイベント 詳しくはこちら
飛騨照見窯 新作器展「BLACK & WHITE」の様子
飛騨照見窯 新作器展「BLACK & WHITE」 詳しくはこちら
2019年
6月:オリジナル商品 PDM洗えるラグマット の販売を開始。
日経流通新聞に掲載。
高蔵染デザイナーと大阪マルキン家具のコラボイベントの様子
タイ政府共催 ポップアップイベントの様子
自社・大阪マルキン家具ショールームにて、タイ政府共催のポップアップイベントとレセプションパーティーを開催しました。
展示会「YANMAR Fair 2019」に出展の様子
MARUKINKAGU.×AOYAGI BISEN「墨と線の世界」の様子
青柳美扇 インテリアとのコラボ作品展「墨と線の世界」 詳しくはこちら
2020年
ヤンマーフェアに出展の様子
展示会「YANMAR Fair 2019」に出展 詳しくはこちら
高蔵染イベント、飛沫ペインティング実演ライブの様子
高蔵染 飛沫ペインティング実演ライブ・ワークショップ 詳しくはこちら
タイ政府共催ポップアップイベントの様子
創業90周年記念講演「サイバー攻撃&情報漏洩の手口と対策」の様子
創業90周年記念講演「サイバー攻撃&情報漏洩の手口と対策」 詳しくはこちら
タイ政府と共催 “リゾート”“エコ”ポップアップイベントの様子
タイ政府と共催 “リゾート”“エコ”ポップアップイベント 詳しくはこちら
柏木工展示会に出展の様子
現代美術家 神戸博喜 アート家具&作品展の様子
2021年
インテリア雑貨や家具のポップアップイベント「GREEN and NATURAL」の様子
DITP×大阪マルキン家具 タイ政府共催 インテリア雑貨や家具のポップアップイベント「GREEN and NATURAL」 詳しくはこちら