知多半島のこだわりの旅館・望水荘に泊まる

15時チェックインだったが13時ごろに到着。店主がちょうど居てくれ案内してもらい 長い時間話し相手になってもらった。
ここは海の景色がとてもいい。前の女将さんの話では 行き交う船と交信しているそうだ。天気のいい日だと三重の街や伊勢神宮方面まで見えるという。

15時 友人が到着した。彼お気に入りの海に面した広いウッドデッキで寛ぎながら、名古屋港に向かう或いは出港した船をぼんやり眺めながら語り合った。
12月だったが幸い天気が良く風もなかったので2時間ほど贅沢な時間を過ごせた。

夜は店主も交えて店主が調理したフグコースを堪能。みたことがないフグ料理が並ぶ。どれもとても旨い。
話ももりあがり至福の時間だった。（1組限定で貸し切り状態なのもありがたい）

胡麻和え 身皮

蕎麦見立　真皮

握寿司 知多牛、寅河豚

煮凝り　身、とうとう身、真皮　　酢味噌和え　とうとう身

　？

薄造り　てっさ、とうとう身

ちり鍋　頭、嘴、中骨、身、顎、黒皮、白皮

知多牛鉄板焼き

雑炊

果物

宿は古いが手直しされ、細部まで目が行き届いていて 店主らの息づかいが感じられる。あたたかさが宿っている。
後で聞いた話によると トイレの配管修理も業者に交じって店主もいっしょに作業したそうだ。
宿にいると心地よい理由がわかった気がした。

朝ごはんも地元産中心のお料理で美味しい。

10時チェックアウトだが直前に申し込んだ BE WITHカウンセリングファシリテーション講座のZOOM補講が10時からあったので、そのまま部屋に居させてもらった。

この講座では相手の話を全身で「3つの聞く」を使って聞く。必要以上に縛りがなくリラックスしながら集中して自由に聴けた。
今まで受講したコーチングやカウンセリングより自分に合ってる感じがした。（己の在り方が変わったからだろう）
予定の時間をオーバーし12時半ごろになったが 寄り添うように居られ あたたかく見送っていただいた。

私の好きな 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の 控えめで真心のある気配り。
でしゃばることのない絶妙な距離感が心地よかった。
このような接客を自店でもしたいと常に考えているのでよけいに感じたのかもしれない。

フグのない季節は近海でとれたお任せ海鮮コースになるという。
遠いけど次回はそのコースを食しに訪れたい。